「TOEICで○○点を目指したいのだけど、映画での英語学習は効果あるのかな?」
「映画での勉強、TOEICにはあまり効率的ではないの?」
英語に関する代表的な試験の一つがTOEIC。
他に英検もありますが、企業ではTOEIC受験を奨励していることも多く、特に社会人にはTOEIC受験の方が一般的と言えるでしょう。
私(ホズ)は3つの会社に勤務した経験がありますが、どの会社でもTOEIC受験が奨励されており、ある程度のスコア(大体800点くらい)を取ると、報奨金が支払われる制度がありました。
では、このサイトで勧めている映画を使った英語学習法は、TOEIC対策としても効果的なのでしょうか…?
その答えは…もちろん「効果あり!」 900点超えも十分狙えます。
ただし、注意が必要なところもあります。
私は、映画による英語学習で力をつけた結果、TOEIC950点を取ることができました! ただし、少し注意してほしい点も…。
この記事では、留意してほしい点を含め、以下について解説していきます。
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映画での英語学習はTOEICに効果あり【3つの理由】
まず、「なぜ映画による英語学習がTOEICにも有効と言えるのか」についてです。
私が有効と考える理由は、以下の3つです。
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それぞれ順番に解説しますね。
理由① TOEICで頻出の英語表現が学べる
最初の理由は、適切な映画作品を選ぶことで、TOEIC問題でも頻出の英単語や表現を多数学ぶことができるからです。
TOEICでは、ビジネスや一般社会で使われる英語表現が取り上げられます。
つまり、一般的な社会人(特にビジネスパーソン)が、英語社会で仕事や生活をする際に必要な英語コミュニケーションが取り上げられるイメージです。
具体的には、会話やお知らせ、Eメール、SNS、ウェブページ等で必要になる英語単語やフレーズ。
これらは、適切な映画作品を選んで勉強することにより、十二分に習得することができるのです。
どんな映画作品を選べばよいかは、後ほど詳しく解説します!
理由② スピードや発音に慣れることができる
特にリスニングには、映画での生英語のスピードに慣れておくことがきわめて有効です。
「TOEICで出題されるリスニング問題のスピードになかなかついていけない…」という人もいるでしょう。
ただ、実際にネイティブの人が話すスピードは大抵の場合、もっと早くて聞き取りにくいのです。
映画のセリフに繰り返し触れることで、そういったネイティブによる本来のスピードにも慣れることができます。
さらに、発音についても同様です。
特に、リスニング問題では「イギリス英語、オーストラリア英語が聞き取りにくい…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
市販の英語教材だと、アメリカ英語で収録されていることが圧倒的に多く、イギリス英語、オーストラリア英語の発音に触れる機会が少ないことも理由の一つでしょう。
こうした発音の違いについても、適切な映画作品選びにより対策できます。
ごく一部のシーンの、簡単なフレーズから始めるのもOKです。英語の高地トレーニングだと思って取り組みましょう。
理由③ 状況を把握する力を養える【展開を予測する力も】
映画を活用した英語学習により、状況を素早く把握し、話の展開を予想する力も鍛えることが可能です。
TOEICではさまざま場面での英語コミュニケーションが取り上げられます。
代表的なシチュエーションとしては、
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といったところ。
こういった各シチュエーションでの登場人物や会話に慣れておくと、TOEICの出題でも
「これは〇〇における会話だな…」
といち早く気付き、話の展開も予想がつきやすくなります。
リスニング問題(特にPart 2~4)では圧倒的に有利になりますよ。
また、リーディング問題(特にPart 5、6)でよく出るメ―ル、チャット、SNS、ウェブページ等についても、適切な映画作品を選ぶことで対策が可能です。
では、次にTOEIC対策に適した映画作品を紹介しますね!
TOEIC対策におすすめ映画作品【900点超えも目指せる】
では、ここでTOEIC対策に適している映画作品を紹介します。
どれも、私がブルーレイやDVDを購入し、毎日のように視聴している作品ばかりです!
プラダを着た悪魔
『プラダを着た悪魔』では、オフィスでのシーンが多いので、以下について学ぶことができます。
- オフィスでよく交わされる会話
- 電話でのコミュニケーション
この作品で、一般的な職場における指示や依頼、確認といった英語表現に慣れていくのがおすすめです。
これにより、TOEICに頻出のオフィスのおける業務コミュニケーションへの対策となります。
マイ・インターン
「マイ・インターン」も、「プラダを着た悪魔」と同様にオフィスでのシーンが多い映画です。
さらにオンライン通販会社を舞台にしているので、ウェブ関連の表現も学ぶことができます。
- オフィスでの日常会話
- 電話、メ―ルやチャットでのコミュニケーション
- ウェブサイトの開発や運用に関する表現
「プラダを着た悪魔」と合わせて、この作品でしっかり勉強すれば、オフィスでの基本的な英会話はバッチリです!
search
「seach」は、PC画面上でストーリーが展開するという、非常にユニークな作品でもあり、オンライン全般のコミュニケーションについて学べます。
- 電話、チャット、SNS
- ウェブ関連の表現
近年のTOEIC問題では、電話に加えて、チャットやウェブサイトの問題も頻出。そうした問題に備えるのにぴったりな映画作品です。
小さな命が呼ぶとき
「小さな命が呼ぶとき」では、主人公が製薬会社を起業するストーリー。投資を促すためのプレゼンテーションをする場面や研究開発を行う場面があります。
また、大手企業の役員としてのコミュニケーションや、イベントでスピーチを行うシーンもあるので、以下について重点的に学べます。
- プレゼンなど重要な発表
- 企業活動や研究開発、製品開発
- 医療機関、病気、薬剤
TOEICでは、上記のような話題を扱う問題も多いので、本作品でしっかり対策できますよ。
インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」は、リーマン・ショック前後の金融経済の問題を扱ったドキュメンタリーで、以下について学ぶことができます。
- 経済
- ナレーション
- インタビュー
TOEICでは経済の専門的な話題まで出ることはありませんが、景気や販売実績の状況を取り上げる問題はよく出ます。
また、ナレーションのような形式の問題がPart4で必ず出題されるので、その対策にもなります。
マイレージ・マイライフ
「マイレージ・マイライフ」では、主人公が全米中を飛行機で飛び回り、解雇宣告を代行する仕事をしているので、以下で場面が何度もでてきます。
- 出張、旅行(空港やホテルの場面含む)
- 会議
TOEICでは上記の場面は必ず扱われるので、この作品で会話や雰囲気に慣れておきましょう。
ターミナル
「ターミナル」は、全編を通じて空港が舞台。そのため、以下の場面で交わされるコミュニケーションを学ぶことができます。
- 出張・旅行(空港)
- 手続き
TOEICで頻出の、手続きや書類に関するやり取りの場面にも慣れることができます。
その他の作品
さらに、ウェブやIT関連の話題への対策をしていきたい場合、『ソーシャル・ネットワーク』や『インターンシップ』を視聴して勉強するのがよいでしょう。
また、それ以外にもビジネス英語を中心に学べる作品はあります。各作品の概要をクイックに知りたい場合は、以下の記事をどうぞ。
私(ホズ)が、徹底的にこだわっているビジネス英語勉強法 ー それは映画を使った英語学習です。 そのおすすめ理由は記事「映画を使った英語学習をおすすめする3つの決定的理由【TOEIC950の実績あり】」で説明した通り。 そこで今回[…]
映画を使ったTOEIC対策勉強法
現時点の実力、目指すスコアによっても多少変わってきますが、映画作品を活用した勉強方法の基本は同じです。
適切な作品と、その中から出題されそうなシーンや気に入ったシーンを繰り返しみるようにしましょう。
詳細は、記事「映画を使った英語学習・具体的手順やコツを徹底解説【TOEIC950達成者が教える】」を参照してください。
映画による英語学習の留意点【TOEIC試験対策も必要】
このように、特にリスニングで直接的に大きな効果が期待できる映画学習法。
ただし、TOEICで高得点を取るためには、それ以外の対策も必要です。
具体的には、「①リーディング力の強化」と「②基本的な試験対策」です。それぞれ詳しく解説します。
①リーディング力の強化【TOEIC高得点のためには専用の対策も必要】
映画を使った学習は、英語力全体の底上げができるので、当然リーディング力アップにもつながります。
とはいえ、TOEICのPart5~7では、より早く、正確に英文を読むことが必要になるため、加えて長文を読む練習もするべきです。
私の場合、TOEIC受験前に、TIME等の英語記事をできるだけ素早く精読する練習をしました。
また、根気よく読む力を養うために、あえて興味のない記事を選んで、最後まで読み切る練習もしていました。
②基本的な試験対策【TOEIC独自の対策も必要】
どんな試験でもそうですが、これまで培った実力を発揮して適切な解答ができるように、基本的な試験対策をきちんと行いましょう。
これを怠ると、せっかく英語の実力をつけても、TOEICスコアに反映されない…といった事態になりかねません。
具体的には、TOEICの出題形式や解き方(解答方法)に慣れるべし!ということ。
問題集を使って、特に以下の点をしっかり対策しましょう。
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まとめ【真の英語力とTOEIC高得点、両方を狙おう!】
この記事で説明したことを、以下の通りまとめます。
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最後に、とても大事なことを一つ。
私自身は、映画を使った英語学習はTOEIC対策としても有効と確信を持っていますが、それは「TOEIC高得点を取るための一番の近道」という意味ではありません。
言い換えると、TOEIC高得点を狙うだけであれば、「TOEIC対策の問題集を徹底的にやり込む」といった学習の方が早く結果が出るでしょう。
ただ、多くの人にとっては、TOEICハイスコア取得が最終的なゴールではなく、英語力を強化したその先の目的・目標があるはず。
であれば、本当の英語力習得を目指し、映画を使った学習をする意味は大きいと言えます。
以下の記事も参考にしながら、ぜひ、真の英語力習得とTOEIC高得点の両方を達成してください!
「映画で英語が勉強できたら面白そう!だけど、具体的にどうやるのが効果的なのかな?」 「何から始めればよいか、全然わからない…」 ********** 記事「映画を使った英語学習をおすすめする3つの理由【TOEIC950の実[…]
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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