search【ITやオンラインでの会話に役立つ英語表現を学べる映画】

世の中に定着した感のあるリモート会議を始め、ますます増えるオンラインでのコミュニケーション機会。

今回紹介する『search』は、そんなシーンで必要となる英語表現をたっぷり学べる映画です。

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ハジメさん
最近、リモート会議が増えました。オンラインでのコミュニケーションに役立つ英語表現を学べる映画はあるでしょうか?

 

ホズ
それなら、『search』がおすすめ!全編、電話会議やチャットでストーリーが展開していくので、ピッタリな映画です。

 

『search』は、PC画面上に映し出される映像やチャット等を通じて展開されるサスペンス映画。

先が読めず、二転三転するストーリー展開に加え、ネットやアプリを駆使するシーンが何度も出てきて、関連するIT英語表現も学べるお得な映画です。

 

 

ハジメさん
この作品もストーリーを楽しみながら、ITと英語の両方に強くなれる映画なんですね!

 

ホズ
サスペンスとしても大変よく練られた内容で、映画としてもおすすめです。もっと多くの人に知ってほしい作品!

では、見どころや使われる英語の特徴、表現などを詳しく解説しますね。

 

こんな人におすすめ!

  • オンラインでのコミュニケーションで使える英語表現を学びたい
  • SNSやアプリで使われる英語表現に詳しくなりたい
  • 英語力に加えて、ITリテラシーもを高めたい

『search』はどんな映画?【あらすじ等】

 

映画情報

  • 原  題 : Searching
  • 公開年  : 2018年
  • :主   演 : ジョン・チョー
  • 監  督 : アニーシュ・チャガンティ

 

突然、行方不明となった高校生の娘を必死で捜すデビッド(ジョン・チョー)。

デビッドは高いITリテラシーを活かし、娘のSNSやメ―ルにログインし、行方を探そうとします。

そこで娘の謎に満ちた行動を知り、やがて事態は思わぬ方向に‥‥というストーリー。

 

ホズ
IT企業に勤めるデビッドは持ち前のスキルITを存分に発揮。PCでこんなこともできるんだ…と感心してしまう場面もありますよ。

 

『search』の中で話される英語の特徴は?

 

PC画面上でストーリーが進んでいくという特色もあり、チャットやSNS、ネットで使う英語表現に多数触れることができます。

日常会話や警察の発表、ニュースで使われる英語も出てきて、バランスよく英語を学ぶことが可能。

 

ホズ
TOEICでも出題されそうな、コミュニケーションの展開が多数出てきます。

 

場面や用語について

すでに述べた通り、PC画面を通してストーリーが展開されていきます。

そのため、チャット、SNS、ビデオ電話、動画などで使われる英語表現をたっぷりと学べるのが特長です。

 

主人公デビッドが、仕事でリモート会議に参加しているシーンもあり。そこで出てくるセリフの英語表現を私も日常業務に取り入れて使っています。

 

 

登場人物が話す英語について

どの登場人物も、標準的なアメリカ英語を話します。

主演俳優はアジア系ですが、英語の発音は完全にネイティブ。

若者も多く登場しますが、特にスラングが目立つこともないので、英語教材としての活用に全く問題ありません。

 

主人公の勤務する同僚たちもリモート会議で登場し、ビジネスでも使える英語表現をしっかり学べます。

警察関係者が主人公に配慮しつつ、慎重な物言いをするセリフも勉強になりますよ。

 

*ビジネス英語を学べる映画全般は、以下の記事を参考にどうぞ。

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『search』で学べる英語表現

 

ハジメさん
オンラインで使える、色々な表現が学べそうですよね!
ホズ
実用的な英語表現をたっぷり学べます。どんな英語表現が使われているかみていきましょう。

※著作権違反とならないように、一部表現を変更している箇所(固有名詞を代名詞に変更する等)があります。
※()内は劇中でそのセリフが出てくる目安の時刻です。

 

Give me a text when you get this.(14:42)

これを見たらメッセージを送って。

text」は、スマホや携帯電話で簡易的な文字情報としてやりとりするメッセージを指し、動詞としても使えます。

「SMS」や「携帯メ―ル」のことだと考えてOKです。

 

Sorry, I’m here.(15:35)

すみません、ここにいます(聞いています)。

とても簡単な表現ですが、オンライン会議で出席を確認されたりした時に使えます。

このように言うことで、自分が参加していることを明確に伝えることができます。

ここで「Sorry」と言っているのは、デビッドが会議に集中できず、反応が遅れたためです。

 

Engineering is still running tests.(15:40)



技術部はまだテストを実行中です。

IT企業で働く主人公は、オンライン会議で進捗(ソフトウェア開発だと思われます)について、このように報告します。

ここでの「run」は「実行する」という意味ですね。

 

I should be able to integrate by Monday.(15:43)


月曜までには結合できるはずです。

これもオンライン会議での一コマ。

should be able to  ~ 」で「できるはずだ」との見込みを伝えることができます。

integrate」(結合する)というのは、それぞれ単体で開発したプログラム等を結合することを指していると思われます。

 

I was just wondering if I could speak to him.(21:31)

よろしければ彼とお話させていただけますか。

デビッドが、クラスメートの保護者と電話をする場面でのセリフ。

I was just wondering if I could ~」(~してもよろしいでしょうか)は相手に丁寧にお願いをする場合に使えます。

 

Update me whenever you learn something. (29:49)

何か分かった時はいつでも教えて。

update」には色々な意味がありますが、ここでは「最新情報を伝える」という意味です。

業務でも、非常によく使う表現の一つと言ってよいでしょう。

 

I’ll get back to you. (52:21)



またご連絡します。

即答できなかったり、時間がなくて後で話したい時など、本当によく使う表現。

このまま丸ごと覚えてしまいましょう。

 

Call me back as soon as you get this. (1:21:22)

これを聞いたらすぐに折り返し電話して。

折り返し連絡が欲しい時に使える表現です。

 

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ハジメさん
日常で、すぐ使えそうな英語表現ばかりですね。
ホズ
オフラインでも、オンラインでも基本は同じです。コミュニケーションで必要な英語表現をしっかり覚えていきましょう。

 

『search』で気になることを質問!【ホズが答える】

ハジメさん
映画『search』について、以下の点も教えてください。
ホズ
もちろん!同作品をもう10回以上見ている私に、何でも聞いてください!
ズバリ、映画として面白いの?

個人的には、とても面白いと感じました。

謎がどんどん深まり、見事などんでん返しもある、とても優れたストーリー展開のサスペンスになっています

ところどころ工夫された演出や見せ方も秀逸で、監督や製作陣の才能を感じさせる作品です。

多くの人におすすめしたい映画です!

 

『search』のここにも注目!

 

ホズ
映画について以下のことも知っておくと、より関心をもって学習に取り組めると思います!

 

監督は元Google社員【さすがのITリテラシー!】

本映画の監督アニーシュ・チャガンティは、元Googleの社員。

Googleで培ったスキルやノウハウを、作品に数多く反映させたと述べています。

 

劇中、主人公デビッドが高いITスキルをみせるのもその表れで、本作品を視聴することでITリテラシー向上につながることも期待できます。

PC上の操作やカーソルの動きで、その人物の心情を表現する等、新しい手法を次々に取り入れているところもさすが。

 

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ハジメさん
現代のコミュニケーションに必要なものがしっかり学べる映画だと理解できました!
ホズ
この映画で学んだ英語表現、私も普段の業務でもよく使っていますよ。


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