映画で学ぶITビジネス英語表現、インターンシップ

映画で学ぶビジネス英語 ー インターンシップ The internship(2013)

IT企業のまさに本丸!Google社でインターンとして働くことになった中年男性2人が主人公。
優秀な若者たちに交じって、おじさん2人が大奮闘! 中高年も、これから社会人になる若者にもおすすめできるコメディ映画です。

正社員のわずかな椅子を目指し、チームで研修課題に取り組むのですが、IT音痴で場違いな言動を連発する主人公たち。一方、高学歴で優秀と思われる若者たちにも人間性や性格に未熟な点があり、その対比がうまく描かれています。

サンフランシスコの広大な敷地(もはや街!)、遊び心満載のディスプレイ、食事無料、昼寝ルームありと、これ以上なく自由で快適なGoogle本社の雰囲気も感じ取れます。

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話される英語の特徴は?

主人公2人はIT音痴(途中、理解力が上がっている描写もあり)の反面、若者たちの会話では技術用語が頻出します。ただ、難しくてストーリーが分からなくなる心配は全くありません。確かに研修ってこんな雰囲気だよねと思えて、英語で研修に参加しているような疑似体験が味わえます。

スラングも交じった日常会話がテンポよく展開され、英語のリズムを掴むにはちょうどよいでしょう。

なお、主人公2人は営業経験が豊富ということもあり、その営業トークの上手さも勉強になります。

映画で使われている英語表現を紹介

では、実際に劇中で使われている表現を取り上げてみます。

It means everything’s computerized now!
あらゆるものが今やコンピューター化されているということだ!

冒頭、前の職場での雇い主から浴びせられたキツい一言です。
少し仰々しい感じもしますが、「computerize」はコンピューターで処理をするということで、IT化するという意味で使えます。

 

Diversity is in our DNA, right?
多様性は僕たちのDNAに組み込まれているだろう?

Googleの一社員が「異分子と思われる人材も自分たちの組織に入れてみる価値はある」と主張する時の表現です。
「in our DNA」とは
本来遺伝の要素を表すのに使う表現ですが、ここではGoogleという巨大組織が自分たちの本質として持っていると表現しているわけです。

 

Two million lines of code are in the source files.
200万行のコードがソースファイルにある。

ソースファイルはまさにソースコードが記録されているファイルのこと。なので、それを開くと大量のソースコードがかかれているということです。
単純に思えますが、「○○が~ファイルの中にある」と表現する時にさっと出るようにしておきましょう。

 

To find the bug, we need to review the code and find the programmer’s mistake.
バグを見つけるために、僕たちはコードをレビューしてプログラマーの誤りを見つける必要がある。

はい、確かにそれがバグを見つけるための正攻法です。

 

I’ve attached a link to our app.
僕はアプリへのリンクを付けたよ。

日本ではアプリケーションを略して「アプリ」と呼びますが、英語だと「app」ですね。「添付する」を表すには「attach」を使います。

 

Let’s explore what apps have been most popular.
何のアプリが一番人気があるか調べてみようよ。

「調べる」の意味で「investigate」「look into」「examine」等が使えますが、主にネットで調べる時にはこの「explore」が相性よい気がします。Internet Exploreというブラウザもありますし。

 

What I’m doing is supercharging my CSS and HTML skills…cause you can do both simultaneously.
俺がしているのは自分のCSSとHTMLスキルに磨きをかけることだ。両方同時にできることだから。

ウェブサイトやウェブアプリケーション開発で必須のCSSとHTML。「supercharge」とは「過剰に供給する」「溢れるほど満たす」という意味で活力(まさに活かす力)いっぱいのニュアンスが伝わります。

 

That’s actually a very good thought, Nick.
それは実際のところ、とてもよい考えね。ニック。

「よい考え」という意味では「good idea」が思い浮かぶことが多いと思いますが、この「good thought」 も使えると表現の幅が広がりますね。

 

Vi versus Emacs is a constant debate.
ViかEmacsかは、引き続き議論の的ね。

「A versus B」で「A対B」「AかBか」のように明確な対比を表すことができます。「constant debate」という表現、まだ議論や検討が続いていて、はっきり言えない状況の時に使えそうです。

 

I have no choice but to accept this submission…
この提出分は受け入れざるをえない。

ビジネスにおいて、他に選択肢がなく「○○せざるを得ない」という場面はたくさんあります。「have no choice but」で表現することができます。

 

And what you have done as a team is connect to people. And connect those people to information. Which is what we do.
そして君たちがチームとして成し遂げたことは人々につながることだ。そしてそれらの人々を情報へつなげることだ。それが我々がすることだ。

まさにGoogleの使命を端的に表した一言です。

 

英語の勉強だけでなく、ダイバーシティの重要性も理解できる映画

当然ですが、職場ではベテラン、若者それぞれに長所・短所がある訳で、お互いに補い合い、良い点を吸収することでより高い成果につなげるという、まさにダイバーシティの強みを理解させてくれる映画です。

もちろんフィクションですが、実際、Googleにはこのような様々なバックグラウンドをもつ人材がいるのだろうなと思わせます。最後Googleの企業理念にきちんとつなげる展開も見事。個人的な感想としては、面白い映画だと思います。

日本では劇場公開されなかったのが残念で、もっとたくさんの人に知ってほしいと思います。

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