Google, Facebook, Instagram… ITサービスを動詞に使った英語表現

私は英語の勉強を兼ねて、洋画を見るのが趣味の一つなのですが、面白いことに気づきました。

IT関連のサービスや企業名が、そのまま動詞として使われることがあるのです。

そこで、今回、実際に映画のセリフに登場する、IT関連サービスや企業を用いた表現を紹介します。

 

Google -「グーグルで検索する」

映画「マイ・インターン」で、電話帳を製作する会社に長年勤めていたと話すベン(ロバート・デ・ニーロ)に対して、若手社員が以下のように返します。

So, do they still make phonebooks? I mean, doesn’t everyone just Google numbers?
それじゃ、まだ電話帳を作っているってこと? みんな、電話番号をググっているんじゃないの?

 

日本でもGoogleで検索することを「ググる」と言いますが、まさに同じ感覚で、「Google」が動詞として使われています。

 

また、映画「インターンシップ」でも、「母乳も、粉ミルクも変わらない」と主張する主人公の一人ニックに対して、インターン仲間がこのように反論するシーンがあります。

I just Googled it. You’re wrong.
ググってみた。あんたが間違っているよ。

 

検索して調べてみた時に、実際に使えそうな表現ですね。

 

*「インターンシップ」はまさにGoogle本社を舞台にした映画です。詳しくはこちら。

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映画で学ぶITビジネス英語表現、インターンシップ

 

Facebook -「フェイスブックでつながる」

映画「ソーシャル・ネットワーク」で、主人公マークと友人エドゥアルドは女子生徒からこのように声をかけられます。

Facebook me when you get home. Maybe we can all go out for a drink later.
帰宅したら、私とフェイスブックでつながってね。後で、みんなで飲みに行くっていうのもよいかもね。


「Facebook me」は「フェイスブックでつながる、友だちになる」という意味です。

このような新たな表現が生まれるほど、フェイスブックの利用が急速に広まっていることに加え、女子から誘われたこともあり、二人にとって二重の喜びという訳です。

 

その他の場面でも、以下のように状況を説明するセリフもあります。

Everyone on campus was using it.  “Facebook me” was a common expression after two weeks.
みんなそれを利用していた。2週間後には、「フェイスブックでつながって」はよく使われる表現になっていた。

「それ」というのは、もちろんフェイスブックのことで、サービス開始からわずか2週間で急速に利用が広まったことが分かりますね。

 

*「ソーシャル・ネットワーク」について、詳しくは以下の記事でどうぞ。

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Instagram -「インスタグラムに公開する」

映画「マイ・インターン」で、インターン全員の集合写真を撮った後のセリフです。

Okay, let me Instagram this.
よし、これをインスタグラムにアップさせて。


「Instagram」は、「インスタグラムに公開する、アップする」という意味で使われます。

舞台となる会社はオンライン通販会社ということもあり、もともとネットでの広告や評判アップのためにインスタグラムを活用しています。

シニア・インターン受け入れは会社のイメージアップにつなげる目的もあるので、撮った写真をすぐにインスタグラムで公開して、世間にアピールできるようにしたのでしょう。

 

*「マイ・インターン」については、以下の記事で詳しく解説しています。

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Netflix -「ネットフリックスを視聴する」

これも「マイ・インターン」で、自宅で子どもを寝かしつけた後、ジュールズ(アン・ハサウェイ)が夫に聞く場面での一言です。

You wanna Netflix something?
ネットフリックスで何か見たい?

 

「Netflix」は、動画配信サービスである「ネットフリックスのコンテンツを視聴する」という意味です。

日本では、アメリカの巨大IT企業を指す用語として、GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)がよく使われますが、実はこれにNetflixを加えた「FAANG」という用語もあります。

アメリカでは、このようにNetflixが社会や生活に深く浸透していることが窺えますね。

 

Uber - 「ウーバーで配車サービスを利用する」

これも「マイ・インターン」からの一場面。バーでお酒を飲んだ後、ジュールズ(アン・ハサウェイ)が帰宅しようとする時の一言です。
Ben, I’ll be ubering home.
ベン、私はタクシーを呼んで家に帰るわね。

 

Uberはウーバー・テクノロジーズ社が運営する、自動車配車サービス。

このサービスで配車してもらうことを「uber」という動詞で表現しています。日本でいう「タクる」みたいな感じでしょうか。

なお、コロナ禍でニーズが急増したUber Eatsも、もともとウーバー・テクノロジーズ社が始めたサービスです。

 

FedEx – 「フェデックスで配送する」

最後は、IT関連とは言えないかもしれませんが、よく使われる表現を紹介します。

これも「マイ・インターン」から、コールセンターで顧客からの問い合わせに応対する場面です。

I will personally see the dresses and before they are FedExed.
フェデックスで配送される前に、私自身でドレスを見ておきます。

 

物流サービス会社のフェデックスで配送することを「FedEx」と表現しています。

この場合はドレスを指す「they」が主語なので、受け身で「FedExed」とされています。

日本でいう「宅急便で送る」という意味に近いですね。

 

まとめ -新しいサービスにより、新しい表現が生まれる

このように、新しいサービス等が社会や生活に浸透するにつれて、動詞など一般に使われるようになることはよくあります。

これからもどんどん新たな表現が生まれてくるはずですので、またこのサイトでも紹介していきたいと思います。

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