通勤時間等を利用して、英語学習をしている人も多いでしょう。
英語を使って業務目的を達成することを第一に考える場合に、より効率的かつ効果的に英語を習得する方法としては、業務と密接に関係する内容を扱った英語コンテンツを活用するのがおすすめです。
そこで今回紹介したいのが、YouTubeを使った英語学習法。自分の専門知識を深めたい分野のテーマを扱った動画を英語で視聴するのです。
YouTubeには業務に役立つ英語動画が多数
例えば、私の場合、「IT development」「Project Management」「Web marketing」「Website design」「Google analytics」といったワードでYouTubeを検索し、良さそうな英語動画を選んで通勤電車の中で視聴しています。
最近よく視聴するのは、無料キーワード提案ツールUbersuggestでも知られるNeil Patelのデジタルマーケティングに関する動画です。
聞き取りにくい時には字幕をオンにして確認することもできて、非常に便利です。デジタルマーケティングに関する英語表現の習得に加え、最近のトレンドやノウハウも勉強できてとても有益なコンテンツだと感じています。
以前はCNNやBBCから英語ニュース(音声コンテンツ)を探して聞いていたのですが、業務にぴったり合う内容を探すのは意外に難しいことに気づきました。
一方、YouTube上には海外の様々なスペシャリストたちが工夫を凝らしたテーマの動画を多数投稿してくれています。これらの動画の方が 日常業務で接する英語に近く、まさに使える表現の宝庫です。
たまによさそうだなと思って選んだ動画が、視聴開始してからスペイン語のコンテンツと気づいたりすることも(笑)。
なお、適切なテーマを選んで英語を学ぶことの重要性は以下の記事でも述べていますので、ぜひご一読ください。
ビジネスでもそうですが、英語学習にあたっては目的を明確にすることが最初の一歩です。おそらくこのサイトを見ている方の共通の目的としては、「英語力を仕事に活かすこと」があると考えています。お金と時間をかけて、せっかく英会話教室に通っ[…]
最先端のトレンドと生の英語が学べる
さらに、ITに関してはどうしてもアメリカが最先端で、彼の国で流行したものが、何年かのタイムラグを挟んで日本に広まるというパターンが数多くあります。
逆に言えば、アメリカの現状をみれば、いち早く最新のトレンドを掴める可能性があるわけです。
Webマーケティングでも面白い取り組み例が色々あり、私も施策のヒントを探して動画を視聴することがよくあります。
なお、ITやWebに関する話題だと、インド系と思われるエンジニアの人たちが解説する動画も多いので、純粋なアメリカ英語中心に勉強してきた人にはかなり聞き取りにくいかもしれません。ただ、そのような状況はビジネスの現場ではよくあることで、まさに生きた英語力が学べます。
もちろん、動画の質も様々で、本当に価値のある動画はどれなのか見きわめる力は必要です。まずはYouTubeで自分の気になるテーマ(ワード)で検索をかけて、よさそうなコンテンツがあるかぜひチェックしてみてください。