仕事ではタスクをきちんと割り振って、担当を明確にすることが重要です。特に大規模なシステム開発プロジェクトなど、多くのメンバーが参画する場合は個人にまでタスクをしっかり落とし込まないと、全く進まないまま時間ばかり過ぎるという事態にもなりかねません。
そんな事態を避けるため、私のチームで使うWBSのテンプレートに「In charge」という欄を設けて、担当者名を書き込めるようにしています。日本語での会話でも、つい「私がin chargeです」と言ってしまうことも。
なお、「in charge of 〇〇」で「〇〇の担当」という意味になります。合わせて覚えてきたい英語表現です。
I am in charge of DNS settings. 私はDNS設定の担当です。 |
Who is in charge of requirements gathering. 要件収集の担当は誰ですか? |
なお、「charge」には「充電する」など色々な意味がありますが、ビジネスでは「請求する」という意味でもよく使いますね。
Do you charge for this service? このサービスでは料金を請求するのですか? |
We will charge a fixed price for the web service. 私たちはそのウェブサービスに固定料金を請求いたします。 |
「sign off」の使い方 -映画「マイ・インターン」より
なお、別記事でも紹介している映画「マイ・インターン」では、ベン(ロバート・デ・ニーロ)が自己紹介をする場面で、この「in charge of~」の表現が使われています。
I was in charge of overseeing the printing of the physical phone book. I did that for over 20 years.
私は電話帳印刷の監督を任されていました。20年以上、それを行っていたんです。
私は電話帳印刷の監督を任されていました。20年以上、それを行っていたんです。
また、ベンが以下のように自己紹介をするセリフもあります。
I was in charge of printing, and before that I ran sales and advertising.
私は印刷を担当していて、その前は営業と広告を管理していました。
私は印刷を担当していて、その前は営業と広告を管理していました。
このように、自分が関わっている業務の内容を説明するのにも便利ですので、ぜひ使ってみてください。
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