「feasibility study」と言えば「実現可能性調査」という意味です。
広い意味では、様々な事業の実可能性調査を指しますが、システム開発プロジェクトではソリューションが適用できるかの調査を表すことが多いと思います。
例えば、ある課題に対するソリューション候補として挙がったツールやテクノロジーについて、「そもそも技術的に導入できるか?」「企業の環境に合うか?」「対応できる人材はいるか?」等を調べるために行います。
もちろん、「ビジネス面の課題解決ができるか?」「要求を満たすことができるか」という点を明らかにすることが目的の場合もあります。
「feasible」だと「実現可能な」という形容詞で、以下のように使えます。
I am sure the plan is feasible. 私はその計画が実現可能と確信している。 |
Is it feasible to finish the development by 17:00? 17時までに開発を終えることは可能でしょうか? |
なお、feasibleはpossible、feasibilityはpossibility と言い換え可能なことが多いですが、possibility studyとの言い方はあまり聞きません。
「feasibility study」はリスクの軽減に有効
費用やリソースを大規模に投入する前に、まずこの調査をクイックに行ってみるのが、リスク軽減には有効です。
いきなり多大な費用やリソースを投入して、大失敗する例をいくつも見てきた身としては、その有効性がよく分かります。
マーケティングでもごく限定されたマーケットで販売を行ってみることで、リスクや費用を抑えつつ、施策の有効性を試すことがあります。テストマーケティングという手法で、「失敗するなら、早く、小さく」という考え方はfeasibility studyと同じですね。
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