「gut」はもともと「内臓」という意味なので、「gut feeling 」を直訳すると「内臓の感覚」といったところでしょう。
「gut feeling」は「直感」を意味し、理屈でうまく言えないのだけど、そんな気がするという感じですね。
あえてこの表現を使うことで、「明確な根拠はない」「正確なものとは言えない」という点を強調することができます。
とりあえず、議論のたたき台や何らかの目安となるものを挙げたい時に使える表現です。
My gut feeling is that this is the best solution to the problem. 私の直感では、これが問題への最善の解決策という気がします。 |
We estimated man-hour based on our gut feeling for further discussion. 私たちはさらなる議論のために、直感に基づいて工数を見積もりました。 |
また、例えば相手に早く工数を見積もってほしい時など、正確な数値にこだわりすぎると相手も情報を提示しにくくなってしまいます。
そんな時、この表現で
「厳密なものでなくてもいいから、まずはざっくり教えてください」
という意味を込めることで、相手も話しやすくなります。
What is your gut feeling about man-hour of the development? その開発工数について、あなたの直感ではいかがですか? |
このように、率直に意見を言い合える雰囲気づくりもとても重要ですね。
ビジネスやITで「直感」が重要となる場面とは?
本来、直感に頼るのは合理性を求めるビジネスやITの世界には合わない気がするかもしれません。
しかしながら、明確な根拠にこだわりすぎて、適切なタイミングでの判断ができなくなっては意味がありません。
もちろん合理的なものの考え方を捨ててはいけませんが、スピード重視で直感を使うという場面もよくあります。
また、合理的に考えた結論に違和感があり、
「ロジックや計算ではこうなるのだけど、なんかちょっと違う気がする…」
という時も結構あるのではないでしょうか。
そのような場合、後になって「やはり直感の方が正しかった!」という経験を持つ人も多いでしょう。
やはり論理と経験に基づく直感はうまく活用する必要があり、以下のようなことが言えそうです。
As we all know, good decision always involves gut feeling to some extent. 我々誰もが知っているように、良い決定は常にある程度直感を伴う。 |
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