中小企業診断士がIT関係者にもおすすめな理由

中小企業診断士がIT関係者にもおすすめな理由

コンサルタントの国家資格として人気の高い中小企業診断士。実はシステムエンジニア(SE)やITコンサルタントにもおすすめできる資格です。

私も第一種情報処理技術者試験に合格してから、次は何を勉強しようか迷ったのですが、中小企業診断士を目指すことにして、勉強開始から2年半ほどで合格することができました。

中小企業診断士がIT関係者にもおすすめな理由

では、中小企業診断士の勉強が、SEやITコンサルタントにどのようなメリットをもたらすのでしょうか。

ズバリ、ビジネス面からも自身の価値を高めることができるのです。よりハイレベルな経営面にも関わるチャンスが増えるかもしれません。

ITが会社経営の重要なソリューションとなり得るのは誰もが認めるところで、経営に関してITの重要性は高まるばかりですが、ITに精通している経営層は果たしてどれほどいるでしょうか。

深刻なシステム障害を起こした大企業の実例を挙げるまでもなく、非常に心もとない状況で、逆に言えば、経営とITの両方に精通する人材がますます強く求められているといえます。

※ここでいうITに精通した人材というのはプログラミングができるということではなく、ITを有効なソリューションとして活用し、企業に付加価値をもたらすことができるという意味です。

ITのバックグラウンドを活かしつつ、経営戦略にまで踏み込める知識とスキルをもてば、きっとあなたの存在感は大きく増すことでしょう。

また、経営レベルまでいかなくても、日常の業務で 「自分の業務が企業戦略とどのように結びついているのか」「どのようなIT開発を行うことが事業の成果に結びつくのか」など、一段も二段も上の意識をもって取り組めるようになります。

もしかしたら「経営者としての知識はバッチリです!」と、役員に出世するためのアピール材料にできるかもしれません。(笑)

ITのバックグラウンドがあると資格取得に有利

さて、ここでIT関係者に耳寄りな情報です。

実は、ITストラテジスト、システムアーキテクト、応用情報技術者 などの情報処理技術者試験合格者 は中小企業診断士一次試験で「経営情報システム」が科目免除されます。

また二次試験でも必ずと言っていいほどITに関する重要問題が出ます。一般の受験者はかなり苦労する問題かもしれませんが、IT部門やITコンサルタントの人であれば、比較的簡単に解答できると思います。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

関連記事

現在、資格取得を検討中または実際に勉強中という方も多いでしょう。私自身、「せっかく勉強するならきちんと形に残るようにしたい」との意向を持っていて、社会人になってから少しづつ資格取得を続けてきました。その際、あらためて気づ[…]

私が実践したわらしべ長者的IT系資格取得方法とは?

独立開業に向けた活用も ― 継続が困難な場合、休止制度も利用できる

経営コンサルタントとして、一定以上の能力があることを示す国家資格ですので、独立開業に向けて活用することも可能です。

ただ、「現在の仕事が忙しく、独立開業のことは将来あらためて考えたい」という人も多いでしょう。また、実は資格を維持するためには5年ごとに実務の従事に関する要件を満たす必要があり、これがなかなか大変です。

そんな場合、経済産業大臣に休止申請書を提出することにより、最大15年間中小企業の経営診断の業務従事を休止することができます。
会社勤めをやめてから独立開業に向けて再開する人も多いための配慮なのだと思われます。

実は私もこの制度を利用し、10年以上診断士としての活動を休止をしていて、今年になって診断業務を再開したところなのです。

再開に当たって、事前に理論研修を5回受講したところ、講師、出席者とも様々な経歴をもつ方々とお会いすることができ、大いに刺激になりました。
企業内で活躍している人が一番多かったのですが、独立開業している方もかなりいました。 公認会計士や税理士、社会保険労務士とダブル、トリプル資格を持つ方もいて、このような場から刺激をもらえることも大きいと感じます。

いかがでしょう。もし興味があれば、ぜひ資格取得に挑戦してみてください。

 

中小企業診断士がIT関係者にもおすすめな理由
最新情報をチェックしよう!