ちょっとした状況や意思確認を表すときに使える英語表現です。
「touche base with ~」で「~と連絡をとる」という意味になります。
先日、若手社員(カナダに10年以上住んでいた帰国子女)に、今度の本番リリースに追加チケットを含めるか、責任者への確認状況を尋ねたところ、以下のメールが返ってきました。
I have already touched base about this with him, so it can be released together with this ticket. |
「ん? 問題なさそうというのは分かるけど、touch baseってどういう意味…?」と思い、ひそかにネットで調べたところ、「連絡を取る」という意味と知りました。
つまり、上記では「責任者(him)にはすでに伝えておきました」と言っている訳ですね。
野球からきている表現で、「ベースにさわる」というところから「ちょっとした確認をする」「ごく軽く打ち合わせをする」という意味でビジネスの場でも使われるようです。
そこで、「よく先に気付いて対応してくれたね!」と伝えようと、野球つながりの表現で「Good catch!」(Nice catchより一般的な表現)とメール返信したのですが、特に反応なく…、全くウケなかったようです(苦笑)
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システム開発や運用では、このようなちょっとしたコミュニケーションの有無が成功や失敗につながる鍵となることがよくあります。いつでも必要な時に話ができる関係性や雰囲気づくりを心掛け、英語表現も押さえておくと安心ですね。